あなたの文章は大丈夫?読みにくい文章【最大の特徴】
そもそも、あなたが
「この文章は読みやすいな」と感じるのは、
どんな文章ですか?
🌟スラスラと引っ掛かりなく読める文章
🌟文法に違和感のない文章
🌟癖のない文章
などは『読みやすい!』と感じるかと思います。
では逆に、なぜ、読みにくい文章が生まれてしまうのでしょうか?
今回は、
- 読みにくい文章が生まれる原因
- 読みにくい文章の特徴
- 読みやすい文章を書くために必要なこと
を解説していきます😉
読みにくい文章 最大の特徴
武庫川女子大学言語文化研究所の佐竹秀雄教授は、
悪文が出現する理由のほとんどが、主語と述語の対応が悪いことであると述べています。
例えば、次のような文章。
フリーランスコーチは、
自分の好きなことや得意な分野でコーチとして活躍し、
年収8桁も夢ではない職業であると今注目している。
この文章の構造は、
- 主語=『フリーランスコーチは』
- 述語=『注目している』
になっていますね。
これだと、
注目しているのがフリーランスコーチ自身という、意味の分からない文章が出来上がります。
このように主語と述語が正しく対応していないと、読者にストレスを与える文章になってしまうんです💦
読めば何となく意味は分かるかもしれませんが、それでも、理解度は下がってしまいます。
『何となく分かってくれればそれでいいや』
なんてマインドで文章を書いている人はいないと思います。
せっかくなら、正しい意味が正しく伝わる文章を書きたいですよね!
読みにくい文章にならないためには…
先ほどの文章を改善するとすれば、
フリーランスコーチは、
自分の好きなことや得意な分野でコーチとして活躍し、
年収8桁も夢ではない職業であると今注目されている。
フリーランスコーチは、
自分の好きなことや得意な分野でコーチとして活躍し、
年収8桁も夢ではない職業である。
起業や副業を考える人から注目されている分野だ。
と書き換えることができます。
文章を書くとき、とりあえず「○○は~」と書き始めていませんか?
そのまま思い付きで書いていくと、最初に挙げた例文のように、
『いつの間にか主語に対して不適切な述語になっていた…😱』
なんてことも多々あります。
佐竹教授によると、主述がねじれてしまう現象は、文章全体を見通す力が欠けていることによって起こるそうです。
つまり、書き手が述語部分まで見通さず、何も考えずに「○○は~」という主語で書き始めてしまっているということですね。
しかし、このような文章のミスは、書いた文章を読み返すことによって80%は回避することができます!
皆さんも何か文章を書いて、それを公開するときは (当たり前のことですが)必ず読み返すようにしてくださいね!
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